太陽光発電は恐ろしい自然破壊、環境破壊、公害型発電である(その3)
https://ameblo.jp/kororin5556/entry-12347639695.html
太陽光発電は恐ろしい自然破壊、環境破壊、公害型発電である
テーマ:脱原発の嘘と犯罪
****************************
(続き)
北杜市 太陽光発電設備乱立の現状と今後
2012年、再生可能エネルギーへのシフトを目指し、売電価格を長期に保証する固定価格買取制度(FIT法)が始まりました。 その結果、最も設置が容易な太陽光発電に偏って急速に設置されることになりました。 特に、北杜市は日照時間日本一と謳われたことが災いして、これまでに住宅地、森林などいたるところに驚くほどの速さで非常に多くの地上設置型太陽光パネルが設置され、太陽光パネルを見ずに歩くことの方が難しいまでになりました。 八ヶ岳の南麓は冷涼な気候と豊かな森に恵まれ、富士山、南アルプスの眺望にも恵まれた有数の観光地でありながら、陽当たりのよい南斜面が多いために所構わず虫食いだらけのように森林が次々と伐採され、住宅に隣接してたくさんの太陽光発電設備が設置されました。
そして、そのほとんどが着工前に地域および周辺住民に事業計画の説明が行われることはありませんでした。
下記は、北杜市内に既に設置された10kW以上の太陽光発電設備の件数を示したグラフです。 10kWはおよそパネル40枚で、敷地面積はおよそ120㎡です。従って、これには平均的な住宅の屋根設置は含まれません。
https://hokutonetwork.jimdo.com/太陽光発電設備導入件数/
北杜市太陽光発電導入件数 (資料:資源エネルギー庁)
2014年に302件だった太陽光発電設備は、わずか3年で約5倍の1,468件にまで増加しました。 そして、そのほとんどは50kW未満となっています。
(50kWは、パネル約200枚、敷地面積およそ750㎡、あくまでも目安です。)
50kW未満が多い理由は、小規模な設備が多いということではありません。 50kW未満にすれば一般用電気工作物となり電気事業法上の厳しい保安規定が免れることができるために、意図的に分割をして認定を受けたものです。 本来ならば500kWとすべきものを、50kW未満を11件に分割して簡単に設置するといういわゆる分割案件というものが多数設置されています。 平成26年4月からの新規認定では原則禁止とはなりましたが、既にそれ以前に取得された認定が多数あります。 制度開始当初は特に売電価格が高かったために、設備認定だけを権利のように確保し、着工を先延ばしにしている莫大な数の事業が残っているのです。
また、平成26年4月以降の認定であっても、巧みに分割案件と判断されないよう手段を講じているものが多数見受けられます。
50kW未満 50kW以上 合計
設備認定数 4,900件 96件 4,996件
導入件数 1,415件 53件 1,468件
未稼働件数 3,485件 43件 3,528件 (2017年3月末時点)
北杜市では最近少し設置工事が減ったのではと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、現在の設置されている数の約2.5倍の3,485件もの太陽光発電設備が、今後設置される計画があります。
**********************