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安倍晋三の日本国家解体(その9-3)――学校解体の共産革命(その3)

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安倍晋三の日本国家解体(その9-3) ――学校解体の共産革命(その3)






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子供は全能の神というのが、フリースクール運動の骨格



「子供は全能の神であり、全能の神である子供に、教師も学校も教育委員会も従え!」というのが、フリースクール運動の骨格を成している。こんな異常きわめる狂気の考えは、オウム真理教以上の、狂人たちが狂信するカルト宗教のそれだが、マルクス『共産党宣言』の「プロレタリアート」のところを「子ども」に置き換えた革命論理なのは明らか。すなわち、このようにフリースクール運動は、人類史上類例のない最悪・最凶のカルト宗教である共産主義の革命運動である。
















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中川八洋掲示板
http://nakagawayatsuhiro.hatenablog.com/entry/2015/06/19/192527



“学校解体の共産革命”フリースクールに熱狂する“共産党の操り人形”安倍晋三 ──安倍晋三の人気至上主義の代償は、日本の教育崩壊

2015.06.19

カテゴリ:フリースクールによる学校解体

筑波大学名誉教授 中 川 八 洋





 (続き) 









第三節 教育破壊と人格改造の共産革命手段「フリースクール」の国家制度化を完全に阻止し、その存在は容認するがその悪弊から日本国の教育制度を擁護すべく隔離するにはどうすればよいか

安倍晋三と下村博文は、フリースクールや家庭での自習(=ホーム・エデュケーション)を義務教育の制度内に位置づける「多様な教育機会確保法案」(仮称)を、超党派議員立法で立法化しようとしている(注8)。

 超党派議員立法の怖さは、大東亜戦争の戦時下の大政翼賛会のやり方を踏襲したもので、事実上、国会での審議や論戦をいっさいしない立法のやり方。その更なる原点は、スターリンの独裁制度を模倣したもの。「スターリンの共産党独裁→戦前日本の大政翼賛会→戦後の超党派議員立法」である。すなわち、国会が立法するにあたっては、国民にその法案の是非を考えさせる機会と多様な視点とを提供すべく、必ず国会でオープンに論戦が行われなければならない。  


 が、共産党が実態的に主導する共産革命運動に絡むもので、自民党が痴呆老人となってこれに騙され唯々諾々とメクラ合意をする場合がある。ここでは、デモクラシーと三権分立が絶対要件とする国会における開かれた論戦を憲法違反的に回避すべく、つまり国民の目からそのような法案が立法されること自体を隠蔽するのを狙って、秘密立法方式の妙案として超党派議員立法が活用されている。超党派議員立法は、国会の本義において絶対に禁止されねばならない。超党派議員立法は、立憲主義に違背する。

 日本の戦後国会には、コミュニストでスターリン狂信者だった近衛文麿が創った、暗黒の全体主義体制の一つである大政翼賛会が、このような形で、今も日本国に暗い悪影響を残している。近くの事例をあげれば、2013年12月に成立した「福島原発の原子力賠償紛争にかかわる時効中断法」は、超党派議連の議員立法だったため、民法の時効規定を反故的に破壊するという、前代未聞の“法の支配”を冒涜する重大な凶悪立法であったが、あっという間に成立した。

 なお、自民党で今、真赤な共産革命法である「多様な教育機会確保法案」をはしゃいで推進している中心人物は、日朝国交正常化議連のメンバーである衆議院議員の馳浩。馳は、かつて野田聖子の夫婦別姓運動の熱烈な賛同者だったし、北朝鮮の日本人拉致を支持して朝鮮総連本部パーティに出席したり(2007年9月)、アントニオ猪木に似た思想怪しげな元プロレスラー。要注意以上の、レッド・カード直前のイェロー・カードの人物。
 




















政調会長の稲田朋美は、もしフリースクール法案を潰さなかったら、「稲田朋美=“共産党の犬”」となるが、この現実を自覚しているのか



  この悪法は内閣提出法案ではなく超党派議員立法なので、自民党が阻止しようとすれば、いとも簡単なやり方がある。自民党の政調会長のサインが無い限り、自民党は議員立法を国会に上程できない制度になっている。つまり、政調会長の稲田朋美がNO!といえば、この法案は内閣提出法案に変更せざるを得ず、その場合、国民が広く知ることができ、その是非の論争が国民の前で可能となる。だが、政調会長は民族系の稲田朋美。

 ソ連軍のアフガニスタン侵略(1979年12月)の前後、ソ連のKGB第一総局は、日本の輿論を「ソ連脅威」から「反米」に方向を転換させるべく精力的な対日工作をなした。その結実として、1980年前後に“思想の畸形児集団”日本の民族系が誕生した。だから、日本の民族系は、保守主義に牙をむき、マルクス・レーニン主義が濃厚な小堀桂一郎や江藤淳に代表されるように、“日の丸を振り回す畸形の極左”が本性となった。

 安倍晋三や下村博文が共産党のフリースクールに直ぐ洗脳されるのも、共産主義思想の母体から生れた民族系という、彼らの出生のDNAを考えれば必然といえる。TPP反対で共産党の一味だった民族系の稲田朋美が、フリースクールで再び“共産党の犬”になるか、それとも人生で初めて正しい愛国心に目覚めて祖国日本のために「多様な教育機会確保法案」(仮称)を叩き潰すか、われわれ真正の日本国民は注視しよう。
 
















「不登校の子供を使って、学校を粉砕せよ」──仮面の下のフリースクールの正体


さて、もう一度、日本のフリースクールの怖ろしい実態の解剖に戻ろう。過激共産主義者が書いた、日本共産化への狂った執念が猛炎と燃える『不登校という生き方 教育の多様化と子供の権利』に、こうある。




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「これまでは、直す(=治療する)対象は不登校の子どもであった。そのまなざしをくるっと変えて(大砲の向きを反転させて、学校自体を砲弾をぶち込む標的として)学校の方を直す(=学校を共産革命用に改造する)」

「不登校(=共産革命の戦士予備軍)やフリースクールの経験者(=共産主義的人間に改造された非・日本国民)が増える中に希望を見い出すこともできます」

「今の生きづらい社会(=市場経済の自由社会)を変えていくには(=革命・改造するには)、これまでの世間の尺度に縛られない多様なものの考え方(=伝統や慣習や文明の叡智として機能して社会を円滑に平安に動かしているものを破壊尽くしたいと考える共産党や極左の考え方)が広がっていくことが大事だと考える」(注9)。



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この短い引用文を読むだけでも、フリースクールが(本稿の冒頭で紹介した)安倍晋三が国会で演説したものとは全く異次元のものであるのが誰でも納得できよう。また、フリースクールを支持することの重大な危険性を把握し得る。

 安倍晋三とは、大学とはほど遠い成蹊大学卒の無学無教養な暗愚性が顕著で、赤頭巾を被った狼であるフリースクールの正体を見抜く能力が全く無い、アホバカ水準の“暗愚の宰相”だということである。フリースクールでは、日の丸や君が代が排除されているだけでなく、それらを罵倒し中傷誹謗する洗脳が徹底されている。が、安倍晋三はこの情況を国会で大絶讃した。安倍晋三の脳の重量は、その滑舌とよく似た、初秋に鳴き続けるキリギリスと同程度ではないのか。

 集団的自衛権の憲法解釈の変更など、祖父・岸信介の遺言を実行している安倍政治は、秀才だった岸信介の通りだから安心して信頼できる。しかし、岸信介が言い遺さなかった新しい政治課題についての安倍晋三の政治は“共産党の犬”となるのがオチ。自民党議員は、いずれ必ず何から何まで“共産党の操り人形”になるだろう安倍晋三に対し、その首にしっかとワッカを嵌めて手綱を緩めないことが肝心である。


 ともあれ、上記の引用文はまた、フリースクールには、不登校児童や不登校生徒を「学校に代わって面倒見てあげよう」との人間的なhumanly温かいまなざしも、そのような通常の教育者の姿勢や思考もいっさい存在しないことを暴露している。二十一世紀日本のフリースクールが、レーニンの共産革命に呼応した1924年の“共産社会ごっこ”サマーヒル校そのものの再現・復活であることを、上記の引用文は明らかにしている。

 だから、フリースクール運動の主眼は、共産主義的人間に改造された“赤い凶悪な小型ロボット”に学校を簒奪させることが真の目標となる。この“赤い凶悪な小型ロボット”とは、現時点では言うまでもなく、親が共産党員の子ども達のこと。この共産主義的人間の予備軍である赤い子ども達を使って、実際にはその親とこの親が所属する共産党の地区委員会が、公立学校の運営と教育委員会を簒奪して独裁することを狙っているのである。





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「子どもの事はすべて、子どもに聞いてから行うようにする。先生から家庭への電話、家庭から学校への欠席届、友人や先生の訪問、手紙・プリント・宿題の持込み、行事の案内、アルバム・式への参加・不参加。すべて子どもの意思を尊重する」(同)。

「子どもが校長になったり、教育長になったりするのがいい…。せめて、すべての学校に【子どもの学校運営委員会】を置き、どんな子も何を言ってもよい、言えなかったら紙に書いて持ち込んでもよい、代理人に言ってもらってもよい、というシステムを創ったらよい。」(同)。



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 このように、「子供は全能の神であり、全能の神である子供に、教師も学校も教育委員会も従え!」というのが、フリースクール運動の骨格を成している。こんな異常きわめる狂気の考えは、オウム真理教以上の、狂人たちが狂信するカルト宗教のそれだが、マルクス『共産党宣言』の「プロレタリアート」のところを「子ども」に置き換えた革命論理なのは明らか。すなわち、このようにフリースクール運動は、人類史上類例のない最悪・最凶のカルト宗教である共産主義の革命運動である。だから次のようにも言う。





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「定期的に(子ども達に)何か困っていることはないかを調査(して、この調査で子ども達が困っていることが明るみになり、しかもそれらが子どもの)権利の侵害に当たることがあれば、(共産党が独裁する)オンブズマン委員会に持ち込み、徹底した調査と助っ人を見つける。助っ人には(共産党員活動家の)弁護士さんやお医者さんなど子供の人権の側にたって活動している専門家にも入ってもらう」(注9)。

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 これこそは、子供を使って学校や教師を脅迫し、さらには教育委員会をも嚇し、学校と教育委員会を簒奪するプランではないか。この事実の否定はできまい。「不登校児を救済する」という表看板の触れ込みの、日本のフリースクール運動では、対象である不登校児など、実はフリースクールの運営者の頭の中には存在しない。彼らは、不登校児を実験体として、「学校に通う子供一般をどう利用すれば学校を簒奪できるか/教育委員会を簒奪できるか」の悪巧みの共産革命の研究をしているのである。

 安倍の国会演説の中で、「中学校の教室を開放して、地域の人たちの協力を得て、無償の学習支援を行う」とあるが、これこそが共産主義者たちの学校簒奪の典型。安倍の言葉の中にある「地域の人たち」とは「地域の共産党員」のことだからだ。つまり、公的な学校の校舎を活用して、白昼公然と、地区共産党が教育を簒奪して中学生を共産主義者に洗脳することを合法化すると安倍晋三は、国会で演説したのである。

 安倍晋三は、以上のことを知ってもなお、共産革命の前衛部隊「フリースクール」に税金を投入して支援することに執着するだろう。“共産党の操り人形”安倍晋三は、引退後に、代々木に銅像を建立してもらうのが夢なのかも知れない。




















魔語「多様化」は、自由社会の根幹“一般ルール”を爆殺する共産革命スローガン



 安倍晋三は、国会演説で、「多様な教育」とか「多様な学び方」とか、「多様」の文字を連発している。安倍が共産革命用語「多様化」に洗脳されていることがよくわかる。

 日本は高度な自由社会である。故に、義務教育以外のフリースクールという異様なものすら、禁止することなく、永年、その存在と活動を許容してきた。自由社会の偉大な寛容イデオロギーの働きである。つまり、日本にフリースクールが存在していること自体、日本の自由社会としての寛容の素晴らしさが発揮されていることに他ならないし、義務教育の学校と並行的にフリースクールの存在が許容されていること自体、一般通念上の“多様化”は、すでに100%実現していることに他ならない。


 “多様化”が100%認められている状況なのに、ではなぜ、「フリースクールによる教育の多様化」が主張されるのか。この矛盾を平然として躊躇わない詐欺師的な「フリースクールによる教育の多様化」論に対して、正常な疑問視と警戒をしてこそ、自由日本の国家を維持せんとする日本国民のもつべき当然の理性であり健全な知性である。

 「多様化」は、“現状の打破”とか“現状の破壊”という意味であって、それ以外では用いられてはいない。このことは、「フリースクールによる教育の多様化」主義者が、北朝鮮などの全体主義国家とその唯一の独裁者を崇拝する完全画一的な暗黒教育を理想だと考える、「教育の多様化」を絶対否定する人々である事実においても、充分に窺い知ることができよう。


 まさに度がすぎる矛盾である、「多様化」否定主義者の「多様化」主張こそ、日本のフリースクール運動の正体を暴いている。「フリースクールによる教育の多様化」論とは、教育破壊に向かって暴走を開始する烽火であり、自由社会・日本の教育制度に対する殺意的な憎悪と破壊主義の犯意とを隠蔽するための擬装表現なのは明々白々。

 日本における、現状の「教育の多様化」を超える、更なる過剰な「多様化」は、日本の教育の基盤を全面的破壊に至らしめる。とすれば、これまでのフリースクール放任主義を、自民党政権は大転換すべき時にある。具体的には、「フリースクール」が“共産革命のコミューン”となっていることを、国民広くに知らしめて、弾圧や禁止はしないまでも、“フリースクール監視”もしくは“フリースクール隔離”に一般日本人を啓蒙する必要がある。

 少なくとも「多様な教育機会確保法案」を国会に上程させないよう、良識ある日本国民は、数十万ではなく数百万人の声を、早急に、かつ、この六月中に、稲田朋美・政調会長にぶつけようではないか。






1、『朝日新聞』2015年2月13日付け。

2、『フリースクールとは何か』、教育史料出版会、四二頁。

3、ニイル『恐るべき学校』、黎明書房、三一頁、四五頁、一二九頁。

4、ニイル『人間育成の基礎』、誠信書房、三一六頁。

5、ニイル『ニイルのおバカさん』、黎明書房、四二六頁、ほか。

6、上掲『恐るべき学校』、五七頁。

7、イリイチ『脱学校の社会』、東京創元社、九三頁、二八頁。


8、『朝日新聞』2015年5月20日付け。

9、奥地圭子『不登校という生き方 教育の多様化と子どもの権利』、NHKブックス、二一八~三八頁。




附記

「フリースクール」について正しくそれを分析した書籍は、日本では、中川八洋著『教育を救う保守の哲学―教育思想(イデオロギー)の禍毒から日本を守れ』(徳間書店)のたった一冊しかない。政調会長の稲田朋美がもし真に日本を愛する愛国心があるなら、この書を自民党国会議員全員に配布するだろう。



中川八洋










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