13 共産党シンパの中西輝政―『諸君!』で見せた中西の思想本籍と転倒ロジック
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13 共産党シンパの中西輝政―『諸君!』で見せた中西の思想本籍と転倒ロジック
2008年04月22日 17:27
「保守の論客」として中西輝政は、今や文藝春秋と産経新聞の揺るぎない顔である。しかし1996年までは、土井たか子と村山富市のサポーターであり、社会党に属する評論家の一人だった。
1997年から自民党べったりとなり、その豹変ぶりはかつてゲバ棒を振り回した社青同(現・革労協)の過激革命家の面目が躍如としている。革命家に人間性も倫理もなく、手段は目的において何でもありだが、中西氏も例外ではない。
マルキスト・中西輝政の秘めた思想・信条は共産党とも強く連携する、社民党党首の福島瑞穂と全く同一のタイプと考えればよいだろう。中西氏が書いたものを読むとき、福島瑞穂の顔を思い出して重ねれば、中西氏がくっきりとした画像になって現れてくる。
1.元公安調査庁長官(緒方重威)逮捕を批判する中西輝政の怪と異様
『諸君!』2007年9月号の中西論文「国家情報論21」は、中西氏がインテリジェンス(諜報)の定義もできない、学者としては論外の‘怪しげな売文業者’であることを示す論考だが、それ以上にこの論考の重要性は、共産党支援というか、共産党への秋波というか、中西氏の正体がバレバレになっていることにあろう。
中西氏はここで、「治安維持法は<現代の悪法>であった」「国家にとっても国民にとっても等しく大きな損害を及ぼした」「(悪法の理由は)思想を取締ったからだ」と、共産党の公式見解を展開している。中西氏は社会党ではなく、共産党ではないか、と思うほどである。これは福島瑞穂が社民党党首でなければ、その言が共産党と同じだから、誰しも共産党員と勘違いしていたのとよく似ている。
極左革命家として中西輝政のトリック論理は、「?戦前の日本は治安維持法で処罰しすぎ(=過剰な逮捕主義の弊害)、?政府部内のエリート層への共産主義思想の浸透を助長した」という悪質な大嘘をハッタリで宣言した上(202頁上段)、「?極左思想を取締ってはならない/?持続的な監視と関連情報の収集に徹して放置しておけばよい(=何もするな)」(200頁上段)と、共産主義思想の取締りをしないようアピールする。
つまり戦前日本での共産主義者の浸透状況の分析を通じて、「中西=反共」かのごとく見せておき、実は‘共産主義者の勝手気ままな活動’のできる「共産主義者の天国・日本」づくりを目論んでいるようである。
その目的が「北朝鮮の工作員」という仕事も陰でしているのか、中西氏としては自分の同士である緒方元長官の逮捕に動転して、「私を逮捕するな」と思わず絶叫した論考がこの『諸君!』7月号の論考だと解釈しても、さほどの過ちではないかのようである。
2.ソ連共産党とGRU(ソ連軍参謀本部情報総局)の区別を意図的にしない中西の隠された他意は何か?
このほかにも中西氏は、この論考に学問上の虚偽や嘘をふんだんに織り込んでいる。
?治安維持法は、(コミンテルンという偽装をした)ソ連共産党国際部の所轄する、その日本支部(日本共産党)の党活動を規制・弾圧する法律である。つまり、団体(結社)活動規正法であって、マルクス主義その他の共産主義思想全般を取締る思想規正法ではなかった。だが中西氏はなぜ、思想規正法だと言い張るのか?
?ソ連(スターリン)は、日本共産党には「下からの革命」を命令するとともに、別組織であるGRU(1954年以降のKGB第一総局、現在のSVTR)による数多くの細胞や一本釣りした情報工作員を数百人駆使して日本政府や陸軍の政策を直接コントロールした。
治安維持法ができた1925年の時点、日本の共産主義者のほとんどは共産党を拒否して直接・間接にソ連と繋がる方を選択した。尾崎秀実はこの一人であった。共産党に入党した共産主義者はおよそ5%だった。
すなわち、「治安維持法ができ、逮捕主義・処罰主義に徹したから、共産主義者が政府・軍・マスメディアに広く拡散した」との中西説は、事実を180度逆さにした悪質な虚説である。なぜ中西氏はこれほどの嘘をつくのか?「日本の共産主義者の95%は、コミンテルンの命令下の共産党への入党を好まず、初めから独立もしくはGRUがつくる多くの細胞のほうを選んだ」と、正しい歴史事実をなぜか書かないのだろう?
?内務省警保局(特高)や司法省刑事局思想部が、「共産主義者はほとんど共産党にいない」ことに気付き、慌てて(ソ連のスパイの巣窟となっていた)労農派を治安維持法で大量逮捕したのが1937年末から1938年12月であったが(「人民戦線事件」)、結社活動を要件とする治安維持法では「思想だけで違法」とはならず、これら労農派の共産主義者のほとんどが無罪となった。大量無罪となるザル法の治安維持法を、中西氏は逆さにして有罪主義・処罰主義の法律だったと真赤な嘘をでっち上げる。
政府や陸軍内部での共産主義者の大繁殖は、法律学的にも治安維持法とは別な特殊な法律でなくては規制できない。だが中西氏は、「風吹けば桶屋が儲かる」の類の、「治安維持法があったから、内閣・商工省・農林省・企画院等での共産主義者の大繁殖が起きた」という荒唐無稽な嘘を吹聴する。
中西氏のかくも奇怪な‘治安維持法アレルギー’は、どうも単なる共産党シンパだけではなさそうである。今もマルクス主義を信奉することから、これからの日本が思想規制の法律を制定するのではないかの恐怖に基づいている。また、「北朝鮮の工作員」も仕事にしていることからくる、強度の不安の成せる言動かもしれない。実際に中西氏の友人には、北朝鮮シンパの血統の者が多すぎる。
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